コーチングはコンサルティングやカウンセリングとどう違うの?という質問をよく受けます。悩みや問題を抱えているクライアントの方のサポートをする、という点ではこの3つは共通しています。又使うスキルもクライアントのおかれている状況を理解するために話を良く聞き的確な質問をする、などと共通している点も多くあります。
違いはクライアントの状況を理解した後にどうするか、という点ではないでしょうか。コンサルタントは自分の持っている専門知識や過去の事例などに基づいてクライアントの問題の解決策を提供する事が多いでしょう。カウンセラーはクライアントが感情を整理したり、問題が起きるに至った背景を明らかにする事で問題と向き合い解決の糸口を見つけるのをサポートするでしょう。
コーチングとカウンセリングはコンサルティングの様に解決策を提示するわけではなく、クライアント自身がその解決策を見つけるのをサポートするという点では似ています。カウンセラーとコーチが違うのはカウンセラーが問題の背景や原因により注目するのに対し、コーチはその問題がクライアントにとってどういう意味があるのか、クライアントはどうしていきたいのか、と焦点が将来に向けられている点だと思います。又カウンセリングがクライアントの抱える問題解決という側面が強いのに対して、コーチングはクライアントが現在の生活に満足をしていて大きな問題を抱えていなくても、それ以上にステップアップしたい、さらに一段高いレベルにチャレンジしたい、という希望を持つ場合にとても有効なサポートとなります。
ただしこの3つのアプローチはオーバーラップする部分が多く、コーチは基本的にはコーチングのアプローチを踏まえながら、必要に応じてコンサルタント的な或はカウンセラー的なアプローチも取れる柔軟性が必要だと思っています。